パソコンが壊れたⅠ

愛用のパソコンはタブレットにも分類されているマイクロソフトSurfacePro4。旅行にも連れて行くお気に入りだった

使い始めてちょうど5年。そろそろ寿命ってやつか

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5年使った愛用のマイクロソフトSurfacePro4 なかなかの貫禄

まず最初に異常に気付いたのは猛暑の続いた8月中旬、夕方に帰宅すると液晶パネルがはがれて浮き上がっていたのだ。左右の中央よりやや下が浮きの頂上で、中のメカが覗ける状態だった

押し込むとベタっと元に戻るが、手を離すとベリベリと音を立てて元のモクアミ

液晶モニターを本体に張り付けている接着剤が猛暑で溶けたと思った。ダブルクリップで隙間をふさいだのだがこの処置は大間違い、剝がれたのは接着剤の問題ではなかったのだ

どんどんと隙間が大きくなるようでダブルクリップは1週間ほどで止めた

パソコンの動作はというと、特に問題もなく正常なのでそのまま使用した

前回のブログのアップにもその状態で使った

 

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横から見ると液晶パネルが腫れあがっている(黄色の矢印の先)


そして約半月後の9月10日頃、今度はパソコンが充電されていないことに気付いた

これは放置できない一大事!

アダプターからパソコンに繋ぐプラグに灯っていたパイロットランプが消えており、AC側のプラグをあちこちのコンセントに付け替えてもダメ。アダプターに口を開けているUSB端子からスマホの充電も出来ない

アダプターが逝かれてしまったか(嘆)この自己診断は珍しく正しかった

気付いた時のバッテリー残量70%ゼロになったらご臨終!

取り敢えず、大事と思える一部のファイルをUSBにバックアップした

バッテリー残量50%。保存を怠った半年分のデジカメデータ約4ギガは諦めた

文書作成のみでインターネットに通常は繋がない15年モノのA4ノートパソコンでマイクロソフトのサポート窓口を捜した。購入時に付いていた書類は取ってあったのだが貧弱で役に立たなかった。分かったのは機種がSurfacePro4ということくらいで大事な情報はパソコン本体にあるらしい

本気で復旧活動に取り組んだのは10日後の9月19日から。アラ古希になった昨今は何でも始めるのが億劫でスロースタートになってしまうのが情けない

憂鬱なのがSurfaceの本体からアクセスするサポートは使えないことだった。電源を入れたら10分ともたないはずだからだ。サポートには電話でアクセスしかないのだ

なけなしのバッテリー電源で起動し、製品番号、スペック、ユーザーID等を確かめて手書きのメモ。保証は2017年7月まで。購入からちょうど5年と分かったのは実はこの時だった

バッテリー残量20%。10日ほどの間に放電が進んでいる

古パソコンでサポートの電話番号を突き止めるのに小1時間くらいはかかったか。15年モノのパソコンは動作が遅くてイライラの連続。サポート窓口はフリーダイヤルだった。さすがは天下のマイクロソフトなのだが我がスマホは「無制限かけ放題」にしているのでどうでも良かった

9月21日、電話した。最初は自動音声で機種とか、どういう不具合かの質問。1を押せ2を押せの選択が繰り返されてようやくオペレーターの登場になった

オペレーターは物静かに話す男性だった。先ずは製品IDとかの質問から始まったので、「手書きメモ」が大いに役立った。最初に尋ねた「充電できない症状」については、男性との問答からアダプターの故障と確認できた。調べてもらった純正アダプターのお値段は1万円ちょい。随分と高い

次いで「液晶めくれ」について聞いてみると、実はコチラの方が大問題だった

中のバッテリーが膨張しています。バッテリーの交換修理も出来ますが本体の買い替えをお勧めします

あっさりと言われてしまった。放置すると危険とも付け加えられた

 

さてさて、どうするか アラ古希のオッサンは考えた

 

                                  つづく