オオイタドリと皇帝ダリアを間違えた

よく通る近所の段々畑のように段差のある広場と茂みが連なる公園での話。

夏ごろから気になっていたのは真っすぐな茎が2メートルはある異様に背の高い草。

オオイタドリかと思っていた。

その茎の先端から12月になって突然開花したのが写真の大きくて派手な花だった。

これはイタドリではないぞ!もしかしてダリア?

立ち止まってスマホからグーグルレンズに写真を送ると一発で判明した正体は

コダチダリア、別名は皇帝ダリア

ダリアが正解だった。

ちょっと引いたところからのショットがコチラ。

木のように真っすぐに伸びる数本の茎にはところどころに竹かイタドリのような節があり、そのうちの1本の最上部に数輪のピンク色の花がお辞儀をするように咲いているのが分かるだろうか。名前のコダチは木立なのだった。

 

久しぶりに下の広場へ降りてみた。いつもは広場の上の道を通るので茎の上部しか見ていなかったのだ。

皇帝ダリアは同じような数本単位のブロックが広場の周りを囲んでいた。一部の茎には上部に花を付けていたのだが、この種の開花は一斉ではないらしい。

ブロックの周りの雑草は取り除かれ、花壇になっていた。添え木で支えらている茎もありダリアは大事に育てられているようであった。

 

でも何か不自然だ。タキシード姿で買い物をしている人を見たような、場違い感は何なのだろう。

ダリアとオオイタドリ

この広場にはオオイタドリのほうが似合いそうに思えた。