オオムラサキではなくコムラサキ

猛暑は続きます

いつもの公園、数日前の夜にカブトムシを見つけたクヌギの木です

黒い鎧をまとった夜の猛者たちは姿を隠し、代わって2種類の蝶と間には2匹のカナブンが美味しそうな蜜の出るところに集まっていました(7月27日撮影)

左の蝶はお馴染みとなったアカボシゴマダラですが今回のテーマは右にいる蝶

次の写真で分かります

なお、幸いなことに昼の猛者スズメバチはいませんでした。蜜が口に合わないのかこの木でスズメバチを見たことは一度もありません

コムラサキでした。この付近では初見です

国蝶オオムラサキでなく残念でした。でも綺麗です

写真では左側だけが半透明に輝く紫を地にした黒白木黄色の斑紋が美しい翅。最初の写真では左右ともに黒と黄色の翅色に写っています

そうなのです。翅は見る角度によって色が変わるのです

翅を開いた時には左右ともに紫が見えることもありました。しかし通常は左紫右黒で、20枚以上もスマホ写真を撮ったのですが、両方の翅が紫に染まる姿は写せませんでした

動物の世界で色違いだけとはいえ左右非対称というのはちょっと例を見ないようにも思います

捕獲すべきだったか

否、蝶に詳しい人がこのブログを見たらイッコーさん風に「ジョーシキー(常識)!」と笑うだけかも

コムラサキを検索してみると紫色の濃さが左右で異なる写真もいくつかアップされていたことを付け加えます