オオスズメバチにご注意あれ

注意!の看板です

いつもの池のある公園。先月末に気付いた掲示です

事情通の犬散歩オバサンによると

先週の日曜日(9月24日)の午後、小学生の男児オオスズメバチに刺されて救急車が出動したとのことでありました。サイレンがうるさかったそうです

翌日くらいに市の人が来てこの規制線を立てて帰ったということで

オオスズメバチがいたのは上の写真に木陰になって黒く映っている左端のクヌギの木と思われます。この木は8月頃にはよくカナブンやタテハチョウで賑わっていました。7月に本ブログでカブトムシとコムラサキをアップしたのは右端の奥に細く写っている木です。当時は"ゲンジの匂い”と称している樹液の匂いが一帯に漂ってました

なお、5月にスズメバチの写真をアップした木は同じ公園ですが50㍍くらい離れたところにあるコナラの木で、7月初めには樹液が枯れて虫は来なくなっていました

 

そこで虫捕り歴60年を誇るアラ古希のオッサンがスズメバチから逃れる簡単な方法をアドバイスします

クマバチやアシナガバチ、ミツバチにも応用できます

悪いことは言いません。年寄りの言うことは聞きなはれ!

 

先ずは静止!

遭遇するのは樹液の出ているクヌギかコナラの木。木に止まっていてもブーンと羽音を立てて目の前を飛んでいても、とにかく静止!

振り払ったり、即座のÙターンは絶対にダメ

ハチは早い動きに反応するのです

 

ゆっくり後退せよ!

なるべく音を立てないようにゆっくりと静かに後退して退避しましょう。後ずさりが良いと言われてますが、とにかく静かにスローでが鉄則です

たったこれだけ。簡単です

 

樹液をすするスズメバチはせわしなく動いていますが直ぐに飛び立つ訳ではありません。静かにしていれば襲ってくることはまずないのです

 

それでも人はよくハチに刺されます

多くは先に述べた行動を取らずに、或いは取れずに ハチを刺激してしまった場合 かと

先週の公園での一件も、スズメバチのいる木の周りで「騒いでしまった」可能性が高そうです

別の公園で数年前ですが、スズメバチがとまっている木の近くで10歳位の男の子が木の枝を振り回しているので親に注意したことがありました。男の子はトカゲを追い立てていたのでした

スズメバチの近くで虫取り網を振り回すなんてのも言語道断です

 

恥ずかしながら小生も記憶しているだけで3回はハチに刺されました。実際に刺されたのはその倍くらいか。記憶のある1回はオオスズメバチで50年以上も前の少年時代です。強烈な痛みは今も脳裏に焼き付いています。あと2回はミツバチと黒いハバチで、刺されたのはここ10年くらいの出来事です

何れも刺されて初めてハチがいることに気付いたパターンでした。注意散漫はいけません

ハチの存在に気付かず、結果的にハチを刺激する行動をとっていたという情けない話でありました

 

スズメバチの大群に襲撃され、最悪は死者が出たりする事件がよくニュースになっています。ハチの巣に近づいたとかでハチを刺激したのが原因と考えられます

ハチの巣はまた別の次元の問題になります。特にスズメバチの場合にはプロに駆除をお願いするかハチが巣を放棄するのを静かに待つ一手となります

明らかにいえること、それはハチの巣の近くにはハチが飛び回っていることです。複数のハチが飛んでいるのが確認された場合には近くにハチの巣がある可能性が高いということです

君子危うきに近寄らず”といきましょう。ハチに刺されると痛いです