シャリンバイ(車輪梅)とトベラ(扉)

左 シャリンバイ(車輪梅)   右 トベラ(扉)


左がシャリンバイで右がトベラ。例によって分かりにくいヘタクソ写真で申し訳ない

どちらも2メートルくらいの常緑低木で今の時期(4~5月)に白い花を咲かせる

平均的にはトベラのほうがちょっと背が高い

あと、シャリンバイのほうが少し開花時期が早い

どちらも今回分かったことだ

このように並べて見比べると葉っぱの形状などが異なるのだが、一方だけを見せられて「さてどちら」と問われると困ってしまう

先日のこと、写真左の花を咲かせている木を指して「この花を知ってる?」

いつもの公園で近所の婆さま(70代)に聞かれたのだった

「多分、シャリンバイです。漢字では車輪の梅と書きます。葉っぱが車輪のように枝に巻き付いているからそういう名前になったようです」

モノシリと思われたことに気を良くし、知ったかぶりをしてしまってから

トベラってやつかも知れません。似ているのがあるんです」

今度は自信がなくなりエクスキューズを入れておいた

グーグル先生(グーグルレンズ)に聞けば即分かると気付いたのは婆さまが去ってから

スマホを向けて撮った写真を検索するとシャリンバイで正解だった

写真右のトベラについては以前から同じ公園の少し離れたところに植わっていたことを思い出し、行って見たらそれらしき低木が蕾を膨らせていた。グーグル先生で確かめると間違いなくトベラだった。数年前にも同じように調べたことを思い出した(情けない)

婆さまをそこに案内して解説出来たらカッコ良かったのにと思ったが後の祭りとなった

自宅に戻ってパソコンで調べると「シャリンバイとトベラの違い」はブログやHPでいくつもアップされていて、こと細かく解説されていた

誰もが思う、全くありふれた疑問だったのだ。今回も未熟さを自戒するいつもの結末となった