5月3日 いつもの池
水面近くに佇んでいるのを発見しました
体長は30~40センチ。上方から見ているのでスマートな魚影でした
「あの魚は何でしょう?」
魚の見えるところまで呼び寄せたバードウォーッチャーや釣り人の爺らも首をかしげました
下あごが突き出た受け口と後方にある三角の背びれ
これはもしやと思い、スマホで心当たりを検索したらやっぱりそうでした
一年ぶりに見る魚影、その正体はブラックバス
本来いてはいけない特定外来生物です
コイは止まることなく常にゆらゆらと泳ぎ続けていますが、ブラックバスは普段は静止状態でいます。それでいて動く時は驚くほど素早くてあっという間に視界から消えてしまいます。サバンナの草むらや岩陰に潜み、一気にダッシュする肉食猛獣と同じです
この池でカルガモの雛をトータルすると数10羽を食ったのもブラックバスと思われていてバードウォッチャーからは目の敵にされています。もっとも雛殺しは年1匹ペースで釣れるライギョも疑われてます
そういえば、以前はよく見かけた同じく特定外来生物のウシガエルもブラックバスに駆逐させられたのか最近は鳴き声を聞くこともなくなりました
ブラックバスは数年前まではよく出没していて、外来生物の駆除に燃える先輩の爺たちがあの手この手で釣りあげようとしていました。しかしながら実績は数年間のトータルで2匹のみ。簡単に釣れるようなことがユーチューブとかでアップされてますが、思うようにはいかないのです
この池でのフィッシングは卒業と思っていたアラ古希のオッサンでしたが、またしても目標が出来てしまいました
続報にご期待ください