柚子酒を仕込む

近所の婆様から大量の柚子(ユズ)を貰ったので柚子酒を仕込んでみました。

小粒のごく一般的なハナユズ(花柚子)という種類のようです。

 

今冬の柑橘類は豊作みたいです。夏ミカンや普通のミカン、そしてこのユズをはじめ、名は知れずとも柑橘類と一目で分かる鮮やかな黄色やオレンジ色の実をいっぱい付けた木を秋頃からあちこちで見かけます。

オレンジ色??? ミカンは英語でオレンジ! そのまんまでした(恥)

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柚子酒の作り方=レシピはネットで多数が紹介されていました。

どのレシピを採用しょうかと悩みましたが、今回はちょっとアレンジを加えて柚子をまるごと漬けてみることに。

 

まず、柚子の皮を剥ぎます。皮はがっちりと実に張り付いているのでミカンのようにはいきません。

ペティナイフ1周360度の切り込みを3か所(180度なら6か所)くらい入れると比較的簡単に剥けることが分かりました。

レシピには「苦みが出るので白い部分はしっかり取る」となってましたが、実のほうはここまで取るのが精いっぱい=写真の左。右は剝ぎ取った皮です。半分くらいを使います。

ユズは果肉や袋が柔らかく、すぐに汁が跳んでしまって実が潰れそうなります。皮のほうはスプーンで白いワタの部分をほじくろうと試みましたが、あっさり諦めました。

 

上の方に消毒液(中身は医療用アルコール)と100均で買った秤(はかり)が映っています。

手はしっかり洗って消毒するのはもちろんのこと、柚子の実も同様に洗って消毒。

瓶も含めて器は、よく洗った後に火を点けたままの薬缶から出る沸騰した蒸気を当てて消毒です。

秤は1割程度の誤差が許せるなら十分に使えます。皿が小さいのが欠点か。 

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 皮を剥いていると柚子の香りが部屋に充満し、それだけで酔いそうに。

 

これらを1.5㍑のガラス容器に詰めます。この瓶には、こないだまで夏ミカン酒が入ってました。

最初は剥いたユズ約15個で400㌘(何個か数えるのを忘れたぁ~)から

次に皮を100㌘。実と皮の比率はネットに出ていたレシピに合わせました。

皮はなるべく綺麗なところを選んでさらに細かくし、100均で買った茶漉し4枚に分けて包んで実の上に置きました。

砂糖は氷砂糖の代用でラニュー糖240㌘。何週かに分けて入れ、ゆっくり溶かすのが良いと思われますが、めんどくさくなって一気に入れてしまいました。瓶の下の方に白い砂糖が溜まってます。ネットのレシピでは氷砂糖300㌘となってました。

お酒はアルコール分37㌫のウイスキー900㏄。年末に買った4㍑の特大ペットボトルから注ぎました。残り3分の1くらいになってしまいました(悲)

 

レシピと今後の作業などはシールに記入して瓶に貼っておきます。

今後は

7~10日後に茶漉しの皮をまず捨てる。1か月後には実を取り出す。その実は砂糖漬けにでもして食べる。さらに3ヶ月寝かして飲み頃

このような手順です。さてさて、如何なりますものやら