成り行きからカリン酒を造ることに
初挑戦です。鬼嫁が何をとちったか、スーパーで売れ残り野菜の投げ売りコーナーにあったカリンを買ってきたのです
1個200㌘弱の実が6個で税別100円、相場からすると格安のようです
素人目にはマンゴーやパパイヤなどのトロピカルフルーツの外見ですが、東北の山形県産となっていました
名前こそ耳にはしていたもののアラ古希になった今日までカリンの実物は見たこともなかったような。知らないことばかりで人生は終わるのか。ちょっと寂しいぞ
本人に聞いてはいませんが、鬼嫁も初見に違いない!
ヌルッと油ぎった果皮と甘い香りは美味しそうにみえます。アケビもこんな香りだったかな・・・
台所の調理台にちょっと欠けた実が一つ放ってあったので、ナイフで端をちぎって口に入れると
ペッ!ペッ!ペッ! 無理でした
硬いうえに渋さいっぱいで食べられたものではない!
笑ってしまいました。鬼嫁も一口食べてギブアップ、そのまま放置したらしい・・・
ネットで調べてみるとカリンは、やはり生では食べられず加熱したり、カリン酒にしたりすることが分かりました。さてさて、どうするかの思案どころです
ネットでは様々なレシピが紹介されていました。
カリンは栄養が豊富で薬用もあるとのこと。捨てるのはもったいない
よし、決めた!
とりあえずはカリン酒を造ることに
毎年のように梅酒や夏ミカン酒を近所の里山でゲットした材料で造っているので大体の要領は分かっています。空いた瓶もあります
先ずはお酒。近所のスーパーに買いに行くと、あいにくホワイトリカーはシーズンオフで売っていない。このスーパーは毎年6月頃の梅酒のシーズンのみの販売です
そこで買ったのはニッカのウイスキーでした。一番安いやつで4㍑のお徳用ペットボトル。コストパフォーマンスはウイスキーのアルコール度数が少し高いことを加味するとホワイトリカーとそれほど変わりません。スーパーでは呑み助と思われるのが嫌なので顔なじみのオバサンは避けて最近入ったオッサンのレジに並びました
帰路、特大のウイスキーをぶら下げて歩いていると何か幸せな気分になるのは、やっぱ呑み助なのか・・・
仕込みました
カリンはぶつ切りにしたのを約600㌘。4個分です
「種と皮は栄養があるので一緒に漬けるべし」となっていたのでそうしました。おかげで処理は簡単に 見栄えはちょっと悪いです
砂糖は大量に在庫のある「訳アリ」のグラニュー糖を利用しました。110㌘使用
ウイスキーは900㍉㍑
ネットでは3ヶ月で飲み頃、実は6ヶ月で取り除かないと渋みが出るそうです
3月が楽しみです
それと、あと2つ残ったカリンの実は如何すべきか
思案は続きます