近所の池のある公園です
ずっと前から感じていた違和感を写真に収めました
秋口からこの池に住み着いたハシビロガモ4羽が写ってます
左後方の1羽は池の水面に浮かんでいて、これは普通
あとの3羽は何と!
池の上に張り出した“桜の枝”に止っているのです
居心地が良いのでしょうか
この光景は初めてではありません。遅くとも今年の正月頃からよく見られたような
問いかけると、鳥には詳しいはずのバードウォッチャーのオッサンやオバサマは口々に
「木に止るカモを見るのは今年が初めて」
と、答えてくれますが大して興味はなさそうです。写真を撮っている様子もありません
「水かきでよく木に止まれるなぁ」と呟いたのは釣り人のオッサン
違和感の正体が判明した瞬間でした
カモの一種なので当然ですが足には水かき
爪はありません
水かきの付いた平べったい足でしっかりと細い枝に張り付いていたのです
眺めていると後方から忍び寄るノラネコが1匹。カモ君危うし!
心配は杞憂でした。アンチ迷彩の白猫はあっさりと発見されてしまい
ハシビロガモ達は慌てた様子もなくフワリと水面に退避しました
取り残されたノラネコはあきらめきれないのか、しばらくは枝に留まっていました
今度はノラネコが池に落ちないかと心配になってきました
まさか、戻れないからじっとしている?
これも杞憂でした
エサをやる人が多くいて肥満気味のノラネコでしたが、機敏な動作でUターンして戻っていきました。ネコには木を駆け上がることもできる立派な爪と脚力があるので心配は無用なのでした
よく見る光景になりそうな一幕でした