前回アップの続き
お盆頃に5年間愛用したマイクロソフトSurfacePro4の液晶パネルが浮き上がった。後で判明したその原因はパネルの後ろにあるバッテリーの膨張によるものだった
次いで9月初めに今度は充電ができなくなった。アダプターが壊れたようだ。電池が切れたらジ・エンドになってしまう
探り当てたマイクロソフトのサービスサポートの男性によると、バッテリーの膨張は交換もできるが寿命と思って買い替えを薦めるとのことだった
二つの故障の関連性が気になってはいたがサポート氏に尋ねるのを忘れてしまった
ここまでが前回のまとめ
どうしたものかと考えた
①アダプター購入+修理(バッテリー交換)
②SurfaceProの買い替え
③別機種のB5パソコンを購入
アダプターはマイクロソフトのサポート氏によると純正品が1万円台とのことだったが、通販サイトでは社外品が多数販売されていた。2千円くらいからあった
バッテリー交換はパソコンの「修理屋」がコチラも多数あり、なかにはSurfaceを得意にしていると看板をあげる店もあった。Surface Pro4のバッテリー交換は3万円位で出来るようだ
Surfaceをマイクロソフトのサイトから調べてみると、現在はPro7。満足のいくスペックだと10~15万くらいか。5年前には無かったタイプカバー(キーボード付きのカバー)が同梱されていたり、タイプカバーが一体型になっている機種も販売されている。時代は進んでいた
しかもである。11月にはPro8が発売らしい。となると、ここは少し待った方が得策のようだ
別機種はというと、Surfece Proと同程度の大きさであるお目当てのB5パソコンは当然のごとく各メーカーがラインアップを揃えており、選定には時間が掛かりそうだった。より大型のA4ノートの方が安いということを初めて知った。へぇ~であった
そして決断したのは20日。先ずは①を決行してパソコンを使えるようにして、次いでじっくり時間をかけて②か③の新たに購入する機種を選ぶ作戦を採用することにした
9月21日深夜。アマゾンで最安だった1999円(税・送料込み)の社外品アダプターをネット注文した
モノは発注して約20時間後の22日の夕刻にはもう自宅に届いていた。早い!
アダプターの形状は純正品と全く同じだった。厳重に梱包されてはいたが説明書の類はもとより送り状も無し。保証無しとは知っての注文ではあるが一抹の不安がよぎる。でもそれは杞憂だった
パソコンが息を吹き返した!
純正品の2割以下で買ったアダプターは接続すると、プラグについているパイロットランプも純正品と同じように点灯して充電が急速に始まったのだった。もちろん同時にパソコンも起動した。バッテリー残は5%だった
作動は特に問題なし。前回のブログをアップしたのはこの状態の時である
とはいえ腫れあがったバッテリーがいつ壊れるか分からない。発熱や発火の危険は残っている。
続いてはステップ2のバッテリー交換にかかることに
目星を付けていた銀座の修理屋にアポを入れたのは5日後の27日。交換のお値段が社外品のバッテリー代を含めて2万9800円、基盤等が壊れていて修理不能と判定されれば検査代のみで5500円(全て税込み)というのを了承した。腫れあがったバッテリーでもパソコンが正常に作動しているのであれば、交換で治るだろうとのことであった
なお、5日間のタイムラグは並行して新しいパソコンの購入も検討したからで、今回はノロかったわけではないことを断っておく(なんちゃってW)。気に入った機種がすぐに見つかれば修理費を節約できるからだ
翌28日に行った銀座の修理店は商業ビルの一角にある狭いスペースで、スタッフは若い男性二人だけのようだった。一人が後方で作業しており、その様子が丸見えだった
この店を選んだのは、数日前に電話で問い合わせた時の対応が良かったのと、ちょうど銀座に行く用事があったからだ。3時間位と言われた修理の待ち時間は、用事を済ませた後は昼食と「銀ブラ」で上手く消化できた
20分フライングして2時間40分後に再び店を訪れると、無事にバッテリー交換は完了していた
その後はというと、今日に至るまで何事もなかったように我がSurfacePro4は正常に作動している。さぼっていたファイルのバックアップを実行した。あと、アダプター、バッテリーともに純正品ではないので不使用時は本体からアダプターを外すよう心掛けている
まだ治って1週間だが、買い替え作戦は例によってノラクラになってしまいそうだ
貫禄たっぷりでボロボロのタイプカバーもぐらついているし、猶予はあまりなさそうなのだが
おわり