夏ミカンの花
今年もいっぱい咲きました。この夏ミカンの木は我が家のすぐ近くにある民家の庭先に植わってます
毎日通る道です
実はこの花、アラ古希オヤジのお気に入りなんです
まずは慎ましやかで可憐な細長い花弁
最初に見た時は丸くてゴッツイ夏ミカンの実と重なりませんでした
花は生い茂った木の葉の陰で下向きに咲くので逆光っぽい写真になってしまいますが、この遠慮がちなところもまた風情といえそうです
そして木に近づくと、やや強い花の香りが漂ってきます。花の段階ですでに柑橘系であることを主張していて、それに甘い花の蜜を加えたそのままで香水になりそうな良い香りです。ずっとその場にいたい気分になります
ただしこの花はクマバチもお好きなようで、よく遭遇します。しつこくはないのですが、クマバチは逃げると追ってくるので要注意。羽音を確認したら、静かに後退しましょう
やがて花は満開となり、夏ミカンの木は花でぎっしり覆われます。この木の枝は道路にもはみ出しているので散り出した白い花弁は道にもばらまかれ、花の香りも満開になります
そして秋になると花の数はそのまま実の数ということなのです
今年もたっぷりと実をつけることでしょう