アメ横はみんな速足秋の雨

請負仕事の関連で月1~2回のペースで上野東京都美術館に行く。

美術館の後は何となくアメ横へ。この日も2時過ぎに起点の上野から入って一駅分を縦断し、終点の御徒町に抜けるいつもの行程となった。次の仕事はない。金の余裕はともかく時間の余裕がたっぷりあるのが我がアラ古希の世代なのだ。

多くの呑み屋が軒を連ねるメインの隣りの道

この日のアメ横は午後になって雨が降り出したこともあり、繰り出す人は少なめに思えた。ガード下の路地に入ったか、それともどこかの飲食店に潜りこんだのか。

道に面した立ち飲み店は繁盛していた。写真は夕刻のようだが実際はまだ3時過ぎ。

看板や店からの電光が輝く雨のアメ横歩く人もみんな速足だ。急に降り出したからか傘を持たない人も多かった。

最近のアメ横は若者の街になっている。インバウンドの外国人もコロナ前に戻っていっぱい。そしてその外国人もアメ横を訪れるのは若者が中心になっていた。

若者で賑わうエスニックの立ち飲み屋

メイン通りの中ほどにある中田商店。迷彩服マニア御用達

左は目下増殖中のロンドンスポーツアメ横に数店舗。とにかく安い!

いつもならどこか一軒くらいはアパレル店や食品店に立ち寄って無駄なものを買ってしまったりするのだが、濡れた傘を片手に店に入るのが億劫なので今回はパス。そもそもアメ横は立派な傘立ての用意してある店が少ないのだ。

よく行く呑み屋

お出かけで昼をまたぐと当然の如く腹は減る。実は撮影時刻の前後が逆で、アメ横に入ってまず立ち寄ったのはこの居酒屋だった。よく行く店のひとつである。

アラ古希も中盤となると定食や丼が重くなってくる。最近は一人酒の軽昼食が多くなってしまった。至福のひと時なのだ。

そして帰路。帰宅後はいつものように、飲んだ形跡は微塵も残さずの夕飯となった。